こんにちは!「埼玉からの通信制高校情報通信」の榊原です。
高校卒業には「高卒資格」と「高卒認定」の言葉は似ていても意味合いが大きく違うものがあります。資格と認定では、どのように意味合いが違うのか?一緒に確認していきましょう。
高卒認定と高卒資格の違いとは?
高卒資格というのは、正確には「高等学校卒業資格」といい、“高等学校を卒業しました”、という事実を示してくれる資格になります。
対して、高卒認定というのは、正確には「高等学校卒業程度認定試験」といい、高等学校は卒業していないけど、“高等学校卒業と同等程度の学力であることを認定する”、というものです。
つまり、わかりやすくいうと、高卒資格は高等学校を卒業していることを表し、高卒認定は、高等学校を卒業していないが卒業できる程度の学力はある、ということになります。
高卒認定と高卒資格それぞれのメリット
では、高卒認定と高卒資格には、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
高卒資格のメリット
高卒資格のメリットは、以下のようなものがあげられます。
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最終学歴が「高卒」となるので、高校卒業程度の学力を得ていることが証明されることになります。
また、学力以外にも高校生活で得た経験や人間関係、コミュニケーションスキルなどは、就職活動をする上でとても有利になります。
高卒認定のメリット
高卒認定のメリットは、以下のようなものがあげられます。
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高卒認定の最大のメリットは、「高校に通わなくても良い」ということでしょう。高卒資格は高校に3年以上在籍し、必要な単位を取得しないと得ることができません。
しかし、高卒認定は高校に通わずに、最短数ヶ月程度で取得することができます。高卒認定は、試験にさえ合格すれば取得することができるので、すぐに就職や大学進学等に活かすことができます。
また、高校に通うよりも費用を安く抑えることができ、7科目を受験しても8,500円程度になります。低コストで認定を得ることができるのは大きなメリットといえると思います。